これまでの活動
第1回セミナー
「エコ村ネットワーキングが目指すもの」
日時 | 2001年3月1日 13:00 – 16:50 |
---|---|
場所 | 大津駅前滋賀ビル会議室 |
講師 | 林 昭男氏(滋賀県立大学 環境科学部教授) |
エコ村ネットワーキング第1回定期セミナーは、滋賀県大津市で滋賀県立大学環境科学部教授の林教授を講師に迎えて開催しました。
講演では、「エコ村ネットワーキングがめざすもの」をテーマに、これまでの環境保全活動についての世界的な歴史から、現在の動向 に至るまで自然と共生する暮らしのありかたを幅広く紹介しながら、エコロジー(生態学)・コミュニティー(生活共同体)・サスティビリティー (持続可能性)がエコ村実現のための重要なキーワードであると強調。
その中で、7項目におよぶ「暮らしの転換」や「多様性の容認と相互依存」 「生態系の保全、資源利用の正義さと公正さ」「民主主義と住民参加」など、これからのエコ村ネットワーキングの活動の基本となる考えを披露しました。
また、参考事例としてヴィレッジホームズ(カリフォルニア州・デーヴィス)コ・ハウジング(マサチューセッツ州・アマートス)や深沢環境共生住宅(東京・世田谷)など実現する環境配慮地区について、林教授のコメントを交えてスライドでの詳しい 説明がありました。
その後開かれた会員によるワークショップでは理想のエコ村についてそれぞれの会員の意見を交換しあいまとめていきながら、 最終グループごとで発表を行いました。