これまでの活動 2002年度
第6回セミナー
「スローデザインとエコ村」
日時 | 2002年7月30日(火) 14:00 – 16:30 |
---|---|
場所 | 大津市ふれあいプラザ |
テーマ | スローデザインとエコ村 ~新たな物語の創造に向けて |
講師 | 大岩 剛一氏(成安造形大学教授) |
ディスカッション | 仁連 孝昭(滋賀県立大学教授) |
7月30日、大津市ふれあいプラザにおいて成安造形大学教授大岩剛一氏を講師に迎え、第6回エコ村セミナーを開催しました。参加者は75名でした。
ストローベイルとの出会い、ストローベイルの歴史・性質、日本における藁についてのご紹介のあと、日本における「住」・・・住の貧しさの根拠として、文化として貧しさ、住宅の産業化、音や光、シックハウス等をあげられ、家をつくるということは、自分の住み方を自分でみつけていくこと、企業も白紙に戻る時代。つくりっ放しの開発じゃなく、持続可能な開発を考えていくべきではないか、みんなで知恵を集めて考えていくべきじゃないかというお話がありました。
そのあとスライドでストローベイルの活動をご紹介いただきました。
近代という物語は歪が出てきた。今、新しい物語が必要。エコ村という壮大なロマンを本当に創りたいと締めくくられました。
その後ディスカッションに入りフロアーからは、産の目からの次の時代のビジネス、エコハウス展示場、エコ建材、ストローベイルハウスづくり、藁の確保、新しいサイクルづくり、雑草をつかった家づくり、生活に水を組み入れたモデルの掲示、コスト問題、国産材及び住まいの情報発信の必要性等多様な意見・質問が活発に出されました。