これまでの活動 2003年度
生活者ワークショップ
第6回 「まとめ」
日時 | 2003年12月6日(土) 13:30-16:30 |
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場所 | かわらミュージアム |
参加者 | 15名 |
ファシリティター |
藤田知丈(エコ村居住希望者)
鵜飼 修(コミュニティ・ビジネス・ネットワーク事務局長) 山本佳代子(滋賀県琵琶湖研究所) |
内容
1.これまで5回のワークショップで話し合われたこと
- 持続可能なくらしをしたい
- 自然と共生していることを実感したい
- 食べ物は自分で作りたい
- 水の循環にこだわりたい
- 人や地域とのつながりを大切にしたい
模型:森・水・農・匠のゾーニング
住民はお互い助け合う
一緒に住むことのメリットについて話し合う
- 土地の有効利用
- 銭湯などの共同利用
宿題:エコ村での自分のくらしを描いてみよう!エコ村での一日、エコ村での仕事、住んで欲しい人
スローな暮らし、エコ村に根を下ろした暮らし、というのがだいたい共通の希望
そのために、各自ができることを提供しあう→ビジネスにも発展
そのために、必要な人はどんな人?
その人に来てもらうためのしかけは?
近所の人と、村の人と共有したいものは?
- 生活必需品の調達
- 子どもに必要なもの、大人の文化的生活のため必要なもの
- 交通、情報、みどり
などの視点でまとめる。
それを、どの規模で共有するか、どのくらいの頻度で使うかの2軸で整理。
- 虫などとの共生(駆除ではなく、蚊帳などで棲み分け)
- 村内に共有林をつくる(ビジネスに生かしながら共生)
- 琵琶湖との共生(ビジネスに生かしながら共生)
2.これまでのワークショップをもとに、生活者WSからの提案をまとめよう!
- マテリアル循環をどのくらい閉じるのか
- 村の中と外との関わり
- 多様な人が住むしかけ
- ミュニティのルール
- 何を共有財産にするか
- 宗教が関わってくる
- 少数の違った人たちも認めあう
- 住むのは日本人だけ?違う文化・宗教の人も住む?
- ある意味、「エコ村教」なのでは?
- 「どこまでの自由をもとめるか」と「最低限のルール」
- 違うライフスタイルの人もOK、多様性を保てるルール
- 決めてしまうのではなく、自発的にエコロジカルなくらしにしていけるようにしたい。
- 機器で省エネ?暮らし方で省エネ?住宅の作り方で省エネ?
- どれくらい自分たちで汗をかくか?
- 多様性をもたせるから、汗をかく人、最新技術を使う人、、、どんな方法がいいのか。これも実験。
エコ村憲章を「小舟木」という場所ではどう実現していけるか。
今日は生活の方向性みたいなものを。
他のWSのまとめにつながるものをつくる。
ミッション:エコ村として何を目指すのか。
- 人が元気になるくらし方
- 次世代のことも考えたくらし方
- 地球環境への負荷低減、自然環境の保全
- 生活の改善
- 人間性の向上
- 経済循環の創出
- 地域・周辺コミュニティの活性
- コモンに関わる時間をつくるというルール
- 道路、風車、ビオトープなどをコモンに。コモンとして育てていく。
- 必ず一つのグループに入るというルールもある。
- お年寄りの知恵を教わる機会をつくる。
- 老若男女それぞれの関わり方をつくるルール。
- 縁側、ポーチなどで人と触れ合うしかけを持つ住宅
- 若い人の子どもの面倒をみたいお年寄りとベテランに子どもを預けたい若いお母さんの交流。
- 雇用という切り口は人が集まりやすい。
- ルールを細かく決めても守れない場合もある。
- 自然のキャパシティの中でのくらし方をする。
- すべてにメーターをつけておく。
- 各コミュニティで目標を達成する方法を話し合う。
- ルールを一緒につくっていく。
- 活躍している人は意見を言うし、自分なりの暮らし方も生まれる。
- コミュニティで税金を集めて、コミュニティに必要な仕事に支払う。
- コミュニティセンターにパートタイムで店を出せる場所を設ける。
- 高齢者、主婦などを対象に職住近接の職場づくり。
- 共同のコンポストトイレをつくって試してみる。
- 大小分離型トイレなら家庭でもOK
- 肥料を使う農地と生活雑排水は別処理(簡単な処理でOK)
- 化学物質を入れないようにする。
- お年寄りや障害者、子どものことを考えると公共交通が必要。
- タウンバス→観光客も(市にお願いして八幡掘経由で)
- カーシェアリング
- エコ村タクシー(福祉タクシーのような)
- 公共交通は採算に乗らないかもしれないが、その事業一つの採算で判断するのではなく、地域全体がよくなるかという観点で導入しよう。
- 小舟木の課題=農業
- 生き物のいる田んぼを守りたい
- エコ村に直売所をつくり、農業を通じた交流
- まわりから教えてもらう、こちらからも何か渡せるのでは?
- 既に小舟木協議会で岡山土地改良区、JAとの連携をしている。