これまでの活動 2005年度
エコ村セミナー
持続可能な社会構築のための
エコロジカルデザイン“パーマカルチャーとエコビレッジ”
日 時 | 2005年1月21日(金) 14:00~16:00 |
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場 所 | 「コラボしが21」3階 大会議室 大津市打出浜2番1号(びわ湖ホール前) |
講 師 | 糸長浩司氏(日本大学生物資源科学部教授・NPO法人パーマカルチャー・センター・ジャパン代表理事) |
プロフィール | 1951年、東京都生まれ。 NPO法人パーマカルチャー・センター・ジャパン代表理事。 住民参画でのエコロジカルな地域づくり、エコビレッジに関する 実践的な研究を内外で進めておられる。専門は建築計画。 現在日本大学の生物資源科学部生物環境工学科において、 主に環境に配慮した建築や都市計画、エコシティ、 農村計画などを研究しておられる。 主な著書に『地域のデザイン』(明文書房)、 『「農」はいつでもワンダーランド』(学陽書房)などがある。 |
- あいさつ(理事長 仁連孝昭)
- 進行(理事 林昭男)
つながりを意識して
エコビレッジというだけでなく、生態系とかエネルギー、コミュニティの持続性をどう確保するか、また、地球の生態系、地域の生態系があって、人間がその中でどう依存していくのか、また、コミュニティということでは世代を超えたつながりということも出てくる。パーマカルチャーのデザインがそうであるが、つながりというものをもっと意識してお話したい。
持続性の開発
さて、sustainable developmentという言葉が出てくるが、持続的な開発というよりは、持続性ということをどう開発していくか’developing sustainability’という姿勢が非常に重要ではないのかと考えている。われわれが新しい意味での持続性をどう切り開いていけるか、そういうときにエコビレッジというものがどうあるべきかということを考えていかなければならない。
地球環境問題の中で、われわれ人間は、どうやら身の丈、地球の丈にあった生産の仕掛けに置き換えていかないともたないということがわかってきた。そのためにはライフスタイルや、生産、消費の方式を変えていかなくてはいけない。どうデザインしていくかというときに、たとえばパーマカルチャーのような方法論が出てくる。
エコロジカルフットプリント
エコロジカルフットプリントの考え方で数字を示したとおり、実際地球が持っている生産能力では、われわれの生活はとても支えられない。これからは、資源を使わずにそれなりに豊かな生活をすることが求められている。人間は地球の生物圏の頂点にいるわけだが、ここ50年は、人類圏といわなければならないほど過剰な消費を行ってきた。こうした状況の中で、地球レベルで成長経済から縮小経済へ向かっていくことが求められている。
パーマカルチャーという方法論
ライフスタイルデザイン・地域デザインの開発、自給的ライフスタイルデザインなど、地球に対する負荷は少なくしながらも、暮らしの充足感や生きていくための満足感は変えたくない。持続可能な社会に向けて、生活や暮らしの満足感とか、生きていく上での安心感は損なわない暮らしをデザインしていく。
縮小経済を促進する方法論
オーストラリアでパーマカルチャーの考え方を最初に紹介した、ビル・モリソンが「サスティナビリティを超えて」という題名の本を書いている。
100年後、200年後の安定的な社会を考えたときに、どうやって50年前の状態に戻っていくか、つまり縮小経済を促進する方法論としてパーマカルチャーを考えたいというのが、彼の最近のひとつの論点である。
産業界が、地球環境問題を技術革新によって解決する、今の延長で考えるというのが主流である中で、大胆な考えと言えるかもしれないが、50年前のレベルまでどう戻るか、技術だけでは変われない。ライフスタイルの転換を探していく方法論が必要である。
暮らしを作る人間が主人公
ひとつは環境というものを、人間に有用なものとして修復していく、エディブルランドスケープのような考え方がある。またもうひとつはDIY、つまりセルフビルドで「暮らしを作る人間が主人公」という考えがある。人間自身が環境を修復したり、つくっていく。また、地域資源をしっかりと意識し、新しい技術を使うのではなく、自分たちのコントロールできる、適正な技術(中間技術)を開発して、導入していくべきだ。
循環型のシステムづくり
そうした中で、日本でいうと縄文の時代から5000年以上、典型的なのは里山のようなところで、すでに環境を利用しながら生活をしてきた。そういう意味では伝統技術の継承ということでも意味があるし、むしろ日本から情報を発信していくこともできるのではないかと思う。ドイツのエコビレッジの取り組みで、建築家のケネディ女史が日本に来ていたが、彼女はフィンドフォーンで1995年に開催されたGENの世界大会で、地域通貨について講演した。この話の中には、自給的というか、その場所その場所での循環型のシステムづくりをしていこう、食べられる景観づくりをやっていこうということがある。
- 連関性
できるだけ、身近なところで手に入るものを使う。つまり、ゼロエミッション的な発想ということ。 - 多機能性
多様な機能を持たせる、日本で言うと屋敷林のようなもの。 - 重要な機能は多くの構成要素によって支えられること
- 区域区分による効率的な土地利用計画
- 生物資源の活用
- 地域内でのエネルギーの再循環
- 適正技術
- 自然遷移の活用
セキュリティネット、たとえば水がきれい、持続的な地域社会での安全という視点が必要ではないか。バイオマスでいうと、成長の早い柳を使うとか、マメ科の木を植えるとか。多様な森の環境をつくろうという発想。 - 多様性
- エッジを最大限にする
エッジ論ということで、境界線にはいろんなエネルギーが集まる。たとえば汽水域。果樹を含んだギルドなど。面倒だと思えば管理しないけど、有用もなものなら手入れしていく。たとえば行政の「管理する」という発想だと、直線的で単純なかたちの方がいいことになるが、複雑で多様なものの方が豊かなんだという発想、そこに自分が関わって豊かになるという発想が必要である。大切なのは、環境と人間がどうかかわるかという、マネジメントも含めた身の丈にあったデザインだろう。
事例紹介
熊本の菊水町
パーマカルチャーのデモのようなガーデン。アートの要素もある。
長野県安曇野
パーマカルチャーギャザリングという集まりも開催されたコテージ。
滋賀のエコ村のガーデン作りにも、パーマカルチャーのデザイン思考を取り入れてもらえるとうれしい。水をうまく活用できるのではないか。
つなげるデザインをする役割は、人間しかできない。
デビッド・ホルムグレンが新しく書いた本の中で、パーマカルチャーの12のデザイン論についてまとめている。
※ 参考
「パーマカルチャーの実践におけるデザイン理念12項目」デヴィッド・ホルムグレン近著
『Permaculture/ Principles & Pathways Beyond Sustainability』
- 観察し、つながりをつける。(美しさは、観察者の目の中にある)
- エネルギーを捕まえ、蓄える。(太陽が照っている時に、干し草をつくろう)
- 収穫物をしっかりと手に入れる。(空腹では、仕事はできない)
- 自分自身の中に自己調整・規制を設け、他の反応や意見を受け入れて修正する。(父親の罪は、7代後までたたる)
- 再生可能な資源やサービスを使い、その価値を継続する。(自然のなるままにしてみよう)
- 無駄を出さない。(的確な一針は、9の針縫いを節約する。無駄なく、欲することなく)
- パターンから始め、細部へとデザインしていく。(木を見て、森を見ることを忘れるな)
- 分離ではなく、統合する。(多くの手が、仕事を楽にさせる)
- 小さな方法で、ゆっくりと解決していく。(大きければ、それだけ失敗も厳しいものとなる。スローとじっくりすることが最終的に勝利者となる)
- 多様性に価値を見出し、多様性のある方法をとる。(一つのバスケットの中に、全ての卵は入らない)
- 接縁を活用し、縁や端の部分の価値を評価する。(正しい道を歩いていると思うな。それは、十分に踏み固められている道であるから)
- 創造的な方法を考え、変化に的確に対応する。(ビジョンは今存在しているものの中には見えない。でもいつか、見えるようになる)
人と人をつなげるときには合意形成が大事で、自己主張ばっかりでもだめだが、たとえば日本の農村集落では、例えその意見がよくてもあいつが言うなら同意しない、という世界。合意形成をする能力開発が必要。
パーマカルチャーの要素のひとつとして「農」というのがあるが、エディブルランドスケープといったときに、居住地の中にどれだけ森をつくるか、自分たちが生きていくときの土地の利用の仕方としてコミュニティガーデンとかコミュニティコンポスト作りがあるという発想が必要である。有用なものを循環させてどう活用するかということがある。
オーストラリアのパース
ちょっとしたガーデンがコミュニティにある。
スウェーデンの60年代の団地の再生
団地の中の公園の再生の中でガーデンをつくっている。
イギリスのロンドンのシティファーム
子どもたちの動物とのふれあいや環境教育としても活用されている。EUのコミュニティファームの助成金をつかって運営しており、堆肥の循環する仕組みをLETSをつかってやっている。エコファームがひとつの情報センターとなっている。環境をつくるビオトープもさることながら、持続可能な暮らしの情報発信、体験発信をしている。建物が優位にあるランドスケープでなくてもいい。
キューバ
普通の住宅地の中庭で菜園作りをやっている。日本でいうと発酵食品、保存食だが、フードをセービングするという発想がキューバでは新鮮だったらしい。日本は発酵技術をもっともっと発信していけるのではないか。
都市づくりや地域づくりという話だと、琵琶湖や日本海というバイオリージョンというつながりをどうみるかということは大きな発信テーマとしてあると思う。地球の中に地域ができている状況はプランニングをして、ある意味長期的な視点で、どこでエリアを区切るか、自然の状況に合わせた区分が必要になる。流域という考え方は重要だろう。海と森の連携関係、堰をつくったときの負荷の問題、海の生物があがってくるというテーマなど。
全体の移動は公共交通機関を利用して、自立と連携のイメージとして考えてもらえればと思う。人間にとっての基本的な欲求(仕事・住まい・精神的な安らぎ…)がヒューマンスケール、自分たちの範囲で充足していけるようにしようということは、エコビレッジとして、世界的な共通事項である。
エコビレッジの背景として、1970年代に、オルタナティブ、もうひとつの世界ということでムーブメントがあった。農村的な暮らしを求める人々によるエコビレッジ、その一方、ヒッピーなどのムーブメントもあり、いろいろなものを含めて、1995年にジャクソン夫妻が中心になってGENを立ち上げた。
コハウジングは、都市の中での住宅のありようとして出てきた。共同のコミュニティガーデンでコミュニケーションをはかっていって、共同体をつくっていこうとするときに、それは共産的なものではなくて、利用上のオープン性をはかっていくということである。所有は線が入るが、環境的には遊歩道があって、池があって、みんなが持っている状態を戸建であっても意識的につくっている。エコ村でも戸建の区画割がそのまま入るのはふさわしくなくて、区分上はそうでも、外見的にはそうでない方がいい。
デンマークのコハウジング
共同のダイニング、共同のキッチンがある。基本的にはコモンズ論、共同でもつものを一緒に使う。(冷蔵庫・洗濯機など、共同で持ったほうが省エネになるし節約になるもの)
世田谷の松蔭エコビレッジ、欅ハウス
地主が引き継いできた屋敷林を活かした15世帯の環境共生型コーポラティブ住宅。
新しい労働の形態をつくる、そこは働く空間なのか、そこでものをつくる、看護とかちょっとした道具を作るとか、そこに新しいワークコーポラティブが生まれると面白い。できるだけ自然の力を利用しながら、再生可能なエネルギーを使ってまかなっていく。また、コミュニティとしては、経済や意思決定の問題が重要ではないか。エコビレッジの中だけで地域通貨をやるのか、日本であまりうまくいっていない状況の中で、どの範囲でやるのかというときに課題がある。
デンマークのツーラップ
郊外開発地の中に循環の仕組みを取り入れている。生産性の早いものをエネルギー化する。ひとつは建物にしてCO2を固定する方法もあるが、ヤナギを里山的に活用していく。
オーストラリアのクリスタルウォーター、マレニー
人間が住みながら、高木・低木・一年草が混在して豊かな森になるように有用なものを育て、自然と人間が関係する場所をつくっていきたいというコンセプト。この近郊にあるマレニーというまちでは、自分たちで生協活動をはじめ、その先に芸術・放送局・銀行(コミュニティクレジットユニオン)もつくった。現在はさらに延長上に、ベンチャービジネスの支援計画などがあり、コミュニティビジネス育成の拠点となっている。自立するために一年間ノウハウを教えましょう、という研修があるとか。クレジットユニオンの利益をどう社会還元するかというときに、「もっともっと緑化をしよう」など、地域にとって環境にいいことをしようとしているNPOや個人に投資をしよう、ということが一つのポイントになるだろう。
ロンドンのベドゼッド
ここは商売でやっているエコビレッジだが成功している。2~3割はイニシャルが高くなるが、ランニングが少ないので経済的にちゃんとあっている。ここは徹底的に断熱をして、ロンドンなのに冬でも暖房が要らない。ユニークなのは、エコロジカルフットプリントを提示してわかりやすく評価していること。評価してもらうことは重要。たとえば日本はいま地球2個分だけど、エコ村ではこれだけさがりますよ、ということがいえればアピールになる。ロンドンから出てくる剪定枝のチップを使っているけど、たとえばFSCにかなうようなちゃんと管理された街路樹からもってきたチップを採用している。また、リビングマシンを使ったシステムで浄化もしている。
意見交換
参加者5名より、講師糸長先生に質問がありました。
里山エコビレッジ構想について
学べる場として、エコロジカルエデュケーションというテーマがある。
エコワーキングゾーンというか、自分たちが環境を修復していくというのが持続性にとって重要になると思う。そういう意味での新しい工房、自然再生型のゾーン。
こういうデザインは描けるけれど、そういったものをつなげていくことが大事。
- CAT
暮らしの安心と学べる場との両立は難しい。CATのもとスタッフたちが、産業ビジネスをおこしている。自分たちのための新しい環境を求めて住み始めた人たちが、その成果を社会に向かって還元しはじめている。 - アクアポニックス(鯉を飼って鯉の糞尿でハーブを育てる
- ストローベイルハウスづくり
大学としては、こうしたエコセンター的な役割をしながら、新しい産業的な役割を担っていくということも重要だと考えている。
糸長先生が関わっておられる新潟・山形でのプロジェクトについて
山形の中津川エコビレッジ構想というのがあり、2000haの財産区の山があり、NEDOのFS調査をもらってペレットをつくって売っていこうというのがある。顔の見えるお米作りといって5kのパッケージをつくってがんばって売っている。
福島の飯舘は10年前からお手伝いしているが、20の集落ごとに総合計画をつくって自分たちでビジネスをおこしている。集落の共同の意識をしっかりだしていこう、そして権利を若者にどう落としていこうというところを行政と住民がパートナーシップをつくってやった。流域ごとに連携している。ここでは、ライフスタイルの検証をやった。スローライフ=までえライフ(「までえ」は飯舘の言葉で、たんねんに、丁寧に、じっくり)としたら、年寄りが共感して、までえライフの自給自足論みたいなことをやっている。自然の素材をつかって生活している人や、都市から来て自給自足で暮らしている人とか、あのおやじをみればいい、っていうのをもっともっと見せよう、モデルは村の中のあの人だということで6年間やった。非常に面白い。この中で「アトリエのある暮らし」というのがあったが、趣味で人形をつくっている人が、ひのきで風呂までつくってくれる。グリーンツーリズムとは、自分たちの暮らしの豊かさを体験してもらうこと。都市から来た人が山へ行ってとってきた葉っぱを売ったりして、地元でも自然に対するものの見方が変わってきた。これに学ばない手はない。
キューバの事例について
浄化施設は、実は半分は失敗で、よけいな木が勝手に育ってしまっている。キューバでもこうしたシステムが導入され始めていることは知ってほしい。
(キューバの独裁政権についての質問に)カストロの次の世代が育っているので、共産主義の継続はありうるだろう。意思決定からいうと自給的な菜園的なものをつくれっていうのは、トップダウンだが、対話がとてもしかりしている。カストロの考え方でよいのは、山にも人がいないといけない、定住させないといけないとはっきり打ち出していること。でも住民の言い分としては、山にいようが、電気もほしい、学校もほしい。そこで、太陽パネルになる。小規模技術だからメンテナンスも自分でできる。
山の管理ということで言えば、人がそこにいることで管理されるんだから、ずっと効果がある。カストロ政権になって以来、森がどんどん増えてきている。アグロフォレストとしてコーヒーを森の中で育てることもやっているし、国の研究所では有機農業のための土壌菌の開発をやっている。土壌菌の一部は輸出もしている。
エディブルランドスケープについて
(ハーブや果樹の植栽は、嗜好品的にしか利用できないと思う、との質問に)主食論でいうと、雑穀という考え方がある。雑穀は地域にあった穀類もつくることができる。総合的な意味での食料の自給制を高めようという考え方である。動物性たんぱく質は、日本で言うと冬の蛋白源は鯉であった。こういうのもエディブルランドスケープといえる。
管理するのに必要なエネルギーについて
基本的には人の手がかからないようにしたい。
滋賀の中でどんなものがいいか。上杉鷹山は、集落の中にエディブルランドスケープを置いて、いざというときの自給性を考えていた。かつてどれほどエディブルランドスケープが保たれていたか、ということは滋賀のエコビレッジとして研究するに値するし、戦前の農村や屋敷の庭というのは調査してみてもよいのではないか。
日本の中で3つのエコロジー(社会経済・自然・精神)を実践する際の難しさ(特に社会=子育てや教育環境など)について
教育でいうと、既存の教育システムとは違うもの、たとえばシュタイナー教育とか、千葉県でもシュタイナーシューレの人たちが藤野で集落をつくったりしている。こどもをどう育てるのかというところで山村留学ということも一般的になりつつあるが、教育の選択性についてニーズのある人たちを交えながら、小学校区くらいの人たちの中で、自分たちで用意できるものは用意し、できないものは外とつながればいいではないか。余ったら売ろう、足りなければ買おう、それはエコビレッジが何をテーマにするかということにもよるが、柔軟である方がいい。
里山エコビレッジに関連して、木質バイオマスをエネルギーとして活用している事例について
神奈川県の相模でのチップ化。資産的に里山のエリアをどこまでするか、それをすべて換算すると相当な量になる。あるいは針葉樹を抜いて、落葉広葉樹をもう一度植えないといけなくなる可能性もある。
糸長先生から小舟木のエコ村について
バイオマスエネルギーや緑の量を、どのくらいの数字としてみておられますか。
(解答:仁連理事長)里山はどこかと契約しないと、また農地も周辺の農地と連携していくようなものにせざるを得ないと考えています。里山は周辺にありますし、管理も行き届かないことが多いようですので、お互いにプラスになると考えています。
記録:(株)地球の芽 本郷智子さん (記載文章は、エコ村ネットワーキングでまとめております。)