小舟木エコ村ワークショップ
エコ村発!環境共生まちづくり
プロフェッショナル養成ワークショップ
日 時:2007年11月8日(木)13:00〜17:00 /11月9日(金)13:00〜17:00
場 所:アルプラザ大津店5階 学びのフロア
参加者:1日目:25人、2日目:28名、2日間連続修了者:23名、スタッフ参加者:10名
主 催:NPO法人エコ村ネットワーキング・滋賀県立大学近江環人地域再生学座
講 師(1日目):延藤安弘氏(NPO法人まちの縁側育み隊代表理事・愛知産業大学大学院教授)
講 師(2日目):甲斐徹郎氏((株)チームネット代表取締役)
エコ村づくりにかかわるプロフェッショナルを対象に、環境共生まちづくりで日本を代表する2人の先生をお招きして、コンセプトを実際に形にしていくための実践的なスキルやノウハウを習得していただきました。
プログラム
【1日目】延藤安弘氏
13:00〜 開会の挨拶、事前アンケート
13:20〜 幻燈会 「共感をデザインする」
イギリスの絵本“Belonging”を用い、少女の育ちとまちの育みが照応しあう様子を紹介。続けて、エコ村でも実現していきたい住まい方の具体的なイメージを膨らませた。
14:10〜 ビジョンゲーム 「こんな住み方がいいナ」
41枚の写真の中から、自分の好みの写真を選んで自己紹介。グループで「こんな住まい方がいいナ」の物語をポスター形式で作成し、最後に発表した。
16:45〜 閉会の挨拶、事後アンケート


【2日目】甲斐徹郎氏
13:00〜 開会の挨拶、事前アンケート
13:15〜 ワークショップI
小舟木エコ村を例に、1人1区画で、個別に建物や外構の配置プランを作成。
14:00〜 レクチャー
物質の種類や風、蒸発による体感温度の違いを、測定機器やすだれの実験装置で確かめた。たし算型(付加価値)ではなくかけ算型(統合価値)を重視した住まいづくりへの転換が必要だということを確認した。
16:10〜 ワークショップII
気候・景観・利用価値をつなぐことを意識しながら、グループごとに配置プランを作成した。
16:40〜 まとめ
1回目と2回目の配置プランの結果を見ながら、どんな違いが生み出されたかをみんなで議論した。
16:45〜 閉会の挨拶、事後アンケート
グループワークの成果
【1日目】
グループごとに、工夫を凝らしたポスターが劇風に披露された
写真
ポスターの一例「となりのエンドウさん」
写真
延藤先生が拾い上げられた『みんなのツブヤキ』を並べると・・・
しようもない説明はしない
全体に疲れている今の生活に元気を呼び覚ます
何といっても楽しい出来事を分かち合う
気が気でないエゴからの脱出
図面に入る前に暮らし方の中身から入る
きちんとした進め方とルーズな事の運び

  → 最初の頭文字をつなげると『しぜんなきずき』⇒ 【自然な気づき!】


【2日目】甲斐徹郎氏のワーク
1回目のワーク:個別に作成した建物や外構の配置プランを貼り合わせた。 写真
2回目のワーク:以下のポイントに留意しつつ、相談しながら配置し、貼り合わせた。
1.気候価値をつなぐ(南側の放射熱をカットする樹木、北側の冷気をつくる樹木。)
2.景観価値をつなぐ(2方向開口で、窓の外に奥行きのある風景をつくる。借景を活かす。)
3.利用価値をつなぐ(接道部に、人が立ち止まれるベンチを置くなどの工夫を)
写真
参加者の感想
【1日目】
・ワークショップの参加というものが、初めての経験でした。未知の世界に入り込んだみたいで、とても新鮮でした。この驚きと、ワクワクする気持ちを伝える方法は、色々な方法があるのだなあと思いました。
・いかに人をひきつけるか、共感させるかということ。それを一緒につくり上げる難しさとすばらしさ。中身から入る。人ありき。
・皆さんのプレゼンテーションを拝見させていただき、表現の多様性と感じ方の違いを学びました。


【2日目】
・隣家との関係をいかに作るか(家を作っていてはダメ、住まい作りをしないと)
・体感温度をコントロールすることで、家の中の住環境がよくなり省エネ住宅につながる。
・個々の住宅を設計するのではなく、周囲との関係性を考慮し、計画することにより、よりよい町づくりができるということ
・やりたいと思ってはいましたが敷地に対してななめにふるということが全体の総意としてやれることは素晴らしいと思いました。
(両日の終了時のアンケート Q1「わたしが、今日のワークショップで学んだことは・・」より抜粋引用)


2日間のワークショップの様子
写真
記 録:(株)地球の芽 高田さん 
まとめ:エコ村ネットワーキング
「エコ村」はNPO法人エコ村ネットワーキングの登録商標です