日時:2003年4月8日
場所:滋賀県近江八幡市 ホテルニューオウミ
講師:ピーターD.ピーダーセン(株式会社イースクエア代表取締役)
地元川端五兵衞市長のあいさつのあと、ピーターD.ピーダーセンによる記念講演「本当のクオリティオブライフとは?〜小舟木エコ村から新たな社会像を描く〜」、仁連会長による近江八幡市でのエコ村具体化についてのプレゼンテーションがありました。また、参加者との協働の新しい仕組みとして「水と有機物の循環」、「エネルギーと人・モノの移動」、「大気環境・人と自然の関わり」の4つのテーマによるワークショップも開催されました。参加者は180名でした。
1)水と有機物の循環
40名で一番多かったグループ。
「自分だったらどう関わるか、どう関わりたいか」の問いかけに対して、湖国として水の循環を大テーマに、汚さない、浄化する、あるいは再資源化、そして再資源化したものを生かしていくという循環のなかに、技術的にも様々なアイデアが出された。

ファシリテータ:小澤祥司(有限会社アースキッズ)

2)エネルギーと人・モノの移動
生活する場として、ゴミ問題、エネルギーの問題、地域との関係の問題があげられた。
解決には要素技術の情報を共有して、そこに住む人たちに選択肢を提供していくことが必要である。企業の関心が高い分野でもあり、現実問題としてのコスト・補助金・どのようなエネルギー使えるかについて意見が出されたが、エネルギーを浪費しないライフスタイルを考えることも必要という提案もあった。

ファシリテータ:
藤森義弘(株式会社最適化研究所)
仁連孝昭(エコ村ネットワーキング会長)

3)大気環境・人と自然の関わり
“人と人とのつながり”がテーマの中心となり、「エコ村がエゴ村になってはいけない」という一つの意見を出発点に、村の概念、公共性のあり方、文明の問題、コミュニティの復権などについて議論が交わされた。企業にとっては利益というよりもチャレンジの場になるという意見の一方で、住民のいないところでサービスの議論をしても意味がない、という意見も出ており、今後住民となる人たちが中心となってコミュニティのあり方を決めていくことの重要性が確認された。

ファシリテータ:井口貢(京都橘女子大学)

4)居住希望者
居住希望者だけでなく、研究者・学生からも参加があった。
とりとめもなく、エコ村でしたい暮らしについて意見を交わしたが、参加者に若者が少ない、女性の意見をどう採り入れていくかという話から教育の話題、多様な世代が協同していく難しさについて意見が相次いだ。コミュニティの生活をどうしていくか、エコ村を通じてライフスタイルを学んでいく場にする、などアイデアはつきなかったが、全体を通しては、多様な人たちが関わるため、「おもしろおかしく楽しみながら」、各々がエコロジカルになんらかのかたちで関わっていくのが理想かもしれないというところにおさまった。

ファシリテータ:
ピーターD・ピーダーセン(株式会社イースクエア) 
藤田知丈(株式会社キタイ設計)

「エコ村」はNPO法人エコ村ネットワーキングの登録商標です