日時:2002年11月7日
場所:米原町公民館

出演者:
ロス・ジャクソン(グローバル・エコビレッジ・ネットワーク代表)
ヒルドア・ジャクソン(グローバル・エコビレッジ・ネットワーク)
ベルナルド・リエター(経済学者、テラグローバル財団会長)
ピーターD・ピーダーセン((株)イースクエア社長)
日高敏隆(総合地球環境学研究所所長)
長尾 卯((株)びわこ銀行頭取)
森 建司(新江州(株)代表取締役社長)
仁連孝昭(滋賀県立大学教授/エコ村ネットワーキング会長)

2002年11月7日、米原町公民館にて、国際シンポジウム「エコむらから未来社会を展望する」が、6団体からなる“滋賀エコむら国際シンポジウム実行委員会”の主催、12社の協賛、2団体の後援で開催されました。世界的に活躍される講師陣、またエコ村のキックオフとなるシンポジウムとあって、550名ものご参加をいただきました。

■あいさつ 
 地元、村西俊雄米原町長よりごあいさついただきました。 
 町長は、滋賀県の抱える自然の美しい環境と、かつての琵琶湖の生活に触れ、
「こうした変化は人類の有史以来、ほんの40年、50年のこと。これからは、循環型の生活を見直して、違う考え方を求めていく時期にきている。」とあいさつされました。

■第一部基調報告
 会長仁連孝昭より「エコむらで何を私たちが目指そうとしているのか」ということについて、“Think by ourselves, build by ourselves=自考自築”というエコ村の理念と具体的な海外の事例紹介がありました。
 また、近江八幡市を計画地として内閣都市再生本部への提案、事業会社設立に向けての準備など、エコ村が具体化に向けての動きだしていることについての報告がありました。

■ 第二部基調講演
 「世界のエコビレッジの経験から」と題し、グローバルエコビレッジネットワーク代表・ロス・ジャクソン、ヒルドア・ジャクソン夫妻から、クリスタルウォーター(豪)、フィンドフォーン(スコットランド)、、のほか、デンマークやスリランカのエコ村についてのスライドによる紹介がありました。

 ロス氏は、世界中のエコ村建設を支援してきた経験から、エコ村のムーブメントが、実際にライフスタイルを変えようとする、私たちが個人として関わっていく動きであることを主張し、滋賀県のエコ村が、個人だけでなく産学官民の連携によって生まれてきたネットワークであることに期待を持っている、と話されました。

 経済学者ベルナルド・リエター氏は、補完通貨という持続可能なお金の新しい役割について、“陰と陽”という東洋思想を引用しながら、わかりやすくプレゼンテーションしてくださいました。

■ 第三部パネルディスカッション
 日高敏隆氏(総合地球環境学研究所所長)、長尾卯氏(株式会社びわこ銀行代表取締役頭取)、森建二氏(新江州代表取締役社長)によるパネルディスカッションでは、“多様性”をキーワードに21世紀の社会、教育、地域の自然、技など、エコ村につながるさまざまな要素について活発な議論が交わされました。

「エコ村」はNPO法人エコ村ネットワーキングの登録商標です